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午前4時、先輩からの謎の着信で目が覚める。スマホを探して応答するか迷ってるうちにそのまま切れる。こういうとき、ちゃんと応答したほうがいいんだろうな。でも朝4時に電話をかけて許されるのは親友か恋人くらいだと思う。ごめんなさい。

 

午前9時、微妙な睡眠時間のままバイトに行く。電車に乗った瞬間に服の袖にでかめの毛虫がついてるのに気づき軽くパニックになってしまった。隣に座っていた人に半泣きでティッシュを貰いなんとか外に放り出す。虫、バッタとかガガンボとか固い虫はそこまで苦手じゃないけど、柔らかいやつは本当に苦手だ。なんとかヤツを外に投げ出したはいいものの、そういうときって虫と関係がなくれもすべての肌感覚が気持ち悪くなってしまう。ティッシュくれたお姉さんたちの優しさが沁みる。

 

午前10時、バイトの出勤時間が12時だったことに気が付き今。なんかうまくいかない日ってあるわな。図書館の手洗いで虫が乗ってたところを流す、腫れたら嫌だなあ。

 

ずっと途中で止めていた花と頬という漫画を最後まで読んだ。夏の図書室で起きるガールミーツボーイ、美しくてとてもよかった。途中で止めていた理由は、主人公と自分の間にやけに共通点を見出してしまい、なおかつ買った2年前くらいの当時、八尋くん的男性とうまくいってなかったために、読めなくなっていた。頬子は本、八尋は音楽だけど、そういう自分が好きなものを理解してもらいたいっていう感情、あるよなあ…

頬子と八尋の距離の書き方が本当にリアルで好きだ。家の床に座ったときの近さ、電車で座る距離、ライブ帰りの別れ際の距離、そういうものにヒリヒリしながら読みました。映画化したら誰が主題歌歌うんだろうとか考えてしまった、一十三十一とかけものとか冬にわかれてとか、ああいう人がいいな。